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BGM: 再会の誓い, J4U - Liquid Bed 11PM by BGMer

Podcast Episode 111


Episode Transcript

スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年6月21日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「映画『ジョーズ』のサメ、著作権切れでパブリックドメインに」。二つ目のニュースは「Show HN: ブラウザ上でMSIインストーラーの中身を確認・抽出」。三つ目のニュースは「Wiki Radio: ランダムなウィキペディアの音を聴くスリル」。四つ目のニュースは「Show HN: Nxtscape – オープンソースのエージェント型ブラウザ」。五つ目のニュースは「LeanでΣ型を使った動的プログラミングの検証」です。 スミス: 映画『ジョーズ』のサメの絵が、なぜパブリックドメインになったのでしょうか?また、オープンソースのエージェント型ブラウザは、私たちのネットサーフィンをどのように変えるのでしょうか?それでは、今日のハッカーボイス、スタートです! スミス: 最初のニュースです。「映画『ジョーズ』のサメ、著作権切れでパブリックドメインに」 スミス: 映画『ジョーズ』のポスターに描かれた、あの有名なサメの絵が、著作権の不備によりパブリックドメインになったというニュースです。1975年に描かれたこの絵は、当時の著作権法で義務付けられていた著作権表示がなかったため、出版と同時に著作権が消滅してしまいました。作者のロジャー・カステルは、映画のグッズに自分の絵が使われるたびに複雑な思いを抱いていたそうですが、法的にはどうすることもできなかったようです。現在、カステルが所有していたオリジナルの絵は行方不明になっています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるハッカーニュース利用者は、「イラストレーターが仕事として制作した場合、著作権が会社に帰属するのは当然だ。カステルがユニバーサルとの契約で著作権を譲渡した可能性もある」と指摘しています。また、別のユーザーは「1976年以前の著作権法は複雑怪奇だ。まだ著作権が残っているものがたくさんあることに驚く」とコメントしています。 スミス: 次のニュースです。「Show HN: ブラウザ上でMSIインストーラーの中身を確認・抽出」 スミス: MSIファイルは、Windowsでソフトウェアをインストールする際に使われる形式の一つです。このニュースでは、ブラウザ上でMSIファイルの中身を閲覧したり、ファイルを抽出したりできるツールが紹介されています。Pyodideという技術を使うことで、サーバーにファイルをアップロードすることなく、ブラウザだけで処理が完結します。このツールがあれば、「プリンタードライバーだけ欲しいのに、余計なソフトまでインストールされてしまう」という問題を解決できるかもしれません。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: 多くのユーザーが、7-ZipなどのツールでMSIファイルを開く方法を知っているとコメントしています。しかし、あるユーザーは、iPhoneのSafariでこのツールを試したところ、MSIファイルの閲覧はできたと報告しています。ファイルの抽出もできるかもしれませんが、ダウンロードされたZIPファイルがどこに保存されているか不明とのことです。 スミス: 次のニュースです。「Wiki Radio: ランダムなウィキペディアの音を聴くスリル」 スミス: このニュースでは、ウィキメディアにアップロードされた音声をランダムに再生する「Wiki Radio」というウェブサイトが紹介されています。政治的な演説から鳥の鳴き声、さらには良質な音楽まで、様々なサウンドに出会える可能性があります。「Revolution 9 Mode」という短い音声を再生するモードも搭載されています。ウィキペディアの記事をランダムに読み上げてくれるラジオを想像した人もいたようですが、実際は音声ファイルのラジオのようです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、「ウィキペディアのページをAIが読み上げるラジオがあったら、睡眠導入に使えるかもしれない。興味のないトピックを指定すれば、うっかり聞き入ってしまうこともないだろう」とコメントしています。 スミス: 次のニュースです。「Show HN: Nxtscape – オープンソースのエージェント型ブラウザ」 スミス: このニュースでは、AIエージェントをローカルで実行できるオープンソースのブラウザ「Nxtscape」が紹介されています。Chromeの拡張機能との互換性があり、Ollamaを使ってローカルモデルを実行したり、OpenAIやAnthropicのAPIキーを設定したりできます。プライバシーを重視しており、ブラウザの履歴はユーザーのコンピューターに保存されます。ArcやDia、Perplexity Cometといったブラウザの代替となることを目指しています。AIエージェントとは、AIがユーザーの代わりにウェブの閲覧タスクを実行できる機能のことです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: 多くのユーザーが、エージェント型ブラウザというアイデアに興味を示しています。あるユーザーは、「クライアントサイドでAIを使ってタスクを自動化できるのは素晴らしい」と述べています。しかし、セキュリティ上の懸念を指摘する声も上がっています。「ブラウザは機密性の高いアカウントにログインしている可能性があり、エージェントはインターネットからの信頼できない入力にさらされる可能性がある」という意見や、「プロンプトインジェクションによって、生活が破壊する可能性がある」という警告も存在します。 スミス: 最後のニュースです。「LeanでΣ型を使った動的プログラミングの検証」 スミス: このニュースでは、Leanというプログラミング言語で、動的プログラミングのアルゴリズムを検証する方法が紹介されています。動的プログラミングとは、問題を小さな部分問題に分割し、その結果を再利用することで効率的に解く手法のことです。メモ化という技術を使って、計算結果をキャッシュすることで、パフォーマンスを向上させます。Σ型という依存型を使うことで、アルゴリズムの正しさを保証することができます。この手法は、あらゆるメモ化アルゴリズムに適用できるそうです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、「ここで使われている『subtype』という用語は、オブジェクト指向プログラミング言語における概念とはあまり関係がない」と指摘しています。また、別のユーザーは、「この証明は網羅的な検証だ。メモテーブル全体を計算し、その値を再帰的な定義と比較している。再帰をサポートする言語であれば、同じ証明を書くことができる」とコメントしています。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、映画『ジョーズ』の著作権問題、MSIファイルの中身を確認できるツール、ランダムな音声を発見できるウェブサイト、AIエージェント型ブラウザ、そして動的プログラミングの検証についてご紹介しました。 スミス: 今後のハッカーボイスでは、どんな面白いトピックが飛び出すでしょうか?それではまた次回。2025年6月21日のハッカーボイスでした。