Podcast Episode 135
Episode Transcript
スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年7月22日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「リコールされたAnker PowerCore 10000パワーバンクの内部で何が問題だったのか?」。二つ目のニュースは「希少性、在庫、不公平:航空運賃の深い探求」。三つ目のニュースは「TrackWeight:MacBookのトラックパッドをデジタル体重計に変える」。四つ目のニュースは「大きな転換で、世界銀行は巨大ダムを支援(2024年)」。そして五つ目のニュースは「Spice Data (YC S19) が採用中です」です。 スミス: 今回のパワーバンクのリコールはなぜ起きたのでしょう?航空券の価格設定はどのように決まるのでしょうか? 今日のハッカーボイスでは、これらの疑問に答えつつ、テクノロジーの裏側を深掘りしていきます。それでは、最初のニュースからどうぞ! スミス: 最初のニュースです。「リコールされたAnker PowerCore 10000パワーバンクの内部で何が問題だったのか?」 スミス: 人気ブランドAnkerのPowerCore 10000というモバイルバッテリーがリコールされました。その数、なんと100万個以上。原因はリチウムイオン電池の過熱の可能性があるとのことですが、正確な理由は明らかにされていません。そこで、Lumafieldという会社がCTスキャンを使って、リコールの原因を探ったそうです。CTスキャンとは、X線を使い物体の内部を詳しく調べることができる技術のことです。 スミス: 調査の結果、リコール対象のPowerCore 10000には、複数のサプライヤーから供給されたバッテリーセルが使われていたことが判明しました。また、バッテリーセルと回路基板を接続する部品の形状にばらつきがあり、それがショートの原因になった可能性も指摘されています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、今回のリコールについて「バッテリーセルのサプライヤーであるAmpriusが、バッテリーの設計を通知なしに変更したことが原因だと中国で大騒ぎになっている」とコメントしています。また、別のユーザーは「Ankerは信頼できるブランドだと思っていたのに残念だ。今後は購入をためらうかもしれない」と述べています。一方で、「リコール対応をしているだけ、無名のメーカーよりマシ」という声もあり、対応次第では信頼を維持できる、という意見もありました。 スミス: 次のニュースです。「希少性、在庫、不公平:航空運賃の深い探求」 スミス: 飛行機のチケットの値段って、本当に謎ですよね。「一体、何でこんなに値段が変わるんだ?」と思ったことはありませんか? この記事では、航空会社の運賃がどのように決まっているのか、その裏側を解説しています。航空会社は、同じ座席でも、予約クラス(運賃バケット)というものを細かく分けて、値段やルールを変えているんです。 スミス: たとえば、エコノミークラスの中でも、フルフェアのエコノミー(Yクラス)と、割引のエコノミー(MクラスやKクラス)があったりします。同じエコノミークラスでも、予約した時期や条件によって、値段が大きく変わるんですね。また、航空会社は、需要予測に基づいて、運賃バケットの数を調整しています。売れ行きが良ければ、安いバケットを閉じて、高いバケットを開けたり、その逆も行ったりします。これを「イールドマネジメント」と言います。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: この記事を読んだユーザーからは、「とても面白かった」という声が上がっています。しかし、一方で「同じ内容が何度も繰り返されていて、冗長だと感じた」という意見もありました。また、「早く予約すれば安いチケットが手に入る、という昔の経験則はもう当てはまらないのだろうか?」という疑問も出ていました。 スミス: 次のニュースです。「TrackWeight:MacBookのトラックパッドをデジタル体重計に変える」 スミス: MacBookのトラックパッドが、なんと体重計になるという驚きのニュースです。TrackWeightというソフトウェアを使うと、MacBookの感圧タッチトラックパッドの圧力センサーを利用して、物を量ることができるんです。仕組みはこうです。通常はアクセスできないトラックパッドの圧力データを取得し、それを重量に換算します。ただし、指でトラックパッドに触れている必要があることと、App Sandboxを無効にする必要がある、という点に注意が必要です。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: 多くの人が「面白い!」と反応しています。あるユーザーは、「昔、iPhoneでも同じようなアプリがあった」という情報を共有していました。また、別のユーザーは「これはまさにハッカーニュースにふさわしい、賢いハックだ」とコメントしています。ただし、「指を触れながら測る必要があるのが、ちょっと不便」という意見もありました。 スミス: 次のニュースです。「大きな転換で、世界銀行は巨大ダムを支援(2024年)」 スミス: 世界銀行が、巨大ダムの建設を再び支援するというニュースです。世界銀行は、かつては巨大ダムの建設を積極的に支援していましたが、環境や社会への影響を考慮して、近年は控えていました。しかし、気候変動対策として再生可能エネルギーの需要が高まる中、再び巨大ダムに注目し始めたようです。タジキスタンのログン・ダムや、コンゴ民主共和国のグランド・インガなどが、支援対象として検討されています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: コメントでは賛否両論あります。「原子力発電に戻るべきだ」という意見や、「ダム建設は、環境破壊や住民の移住を引き起こす」という批判的な意見があります。一方で、「電気が不足している地域に、再生可能エネルギーを供給できる」という肯定的な意見もありました。 スミス: 最後のニュースです。「Spice Data (YC S19) が採用中です」 スミス: レストラン向けのデータを提供するSpice Dataという会社が、Product Associate(新卒)を募集しています。この会社は、Y Combinatorというスタートアップ支援プログラムの出身で、サンフランシスコに拠点を置いています。主な仕事内容は、データのクレンジングや標準化、顧客へのデータ提供などです。Excelやデータ分析のスキルが求められます。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: このニュースには、特にコメントはありませんでした。スタートアップに興味のある方は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、Ankerのモバイルバッテリーリコール、航空運賃の裏側、MacBookの体重計化、世界銀行のダム支援、そしてスタートアップの求人情報をお届けしました。 スミス: 今回も盛りだくさんの内容でしたね。次回のハッカーボイスも、どうぞお楽しみに。それではまた次回。2025年7月22日のハッカーボイスでした。
Show Notes
- What went wrong inside recalled Anker PowerCore 10000 power banks?
- Scarcity, Inventory, and Inequity: A Deep Dive into Airline Fare Buckets
- TrackWeight: Turn your MacBook's trackpad into a digital weighing scale
- In a major reversal, the world bank is backing mega dams (2024)
- Spice Data (YC S19) Is Hiring
