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BGM: 再会の誓い, J4U - Liquid Bed 11PM by BGMer

Podcast Episode 175


Episode Transcript

スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年9月1日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「Eternal Struggle」。二つ目のニュースは「"This telegram must be closely paraphrased before being communicated" Why?」。三つ目のニュースは「When the sun will literally set on what's left of the British Empire」。四つ目のニュースは「How is Ultrassembler so fast?」。五つ目のニュースは「We need to seriously think about what to do with C++ modules」です。 スミス: 今日のニュース、一体どんなことが語られているのでしょうか?それでは早速、一つ目のニュースから見ていきましょう。 スミス: 一つ目のニュースは「Eternal Struggle」です。 スミス: これは、白と黒のボールがお互いの陣地を侵食し合う、シンプルなウェブアプリです。ボールはランダムに動き回るのですが、陣地が広い方のボールは動きが鈍くなり、狭い方のボールは活発になるという自己均衡メカニズムを備えています。まるで陰陽の思想を具現化したようなデザインですね。 スミス: このアプリ、見ているだけでも結構面白いんですよ。ぜひ試してみてください。ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるハッカーニュース利用者は、この自己均衡メカニズムに注目し、「どちらかの陣地が大きくなると、ボールの動きが鈍くなり、小さい方の陣地では活発になる」とコメントしています。また、別のユーザーは「黒いボールがトンネルを掘って侵入する様子を応援していたら、急にスパイラルに巻き込まれて反対側に出てしまった」という面白い体験をシェアしています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 二つ目のニュースは「"This telegram must be closely paraphrased before being communicated" Why?」です。 スミス: 第二次世界大戦中のアメリカの公文書に「この電報は、誰かに伝える前に注意深く言い換える必要がある」という注意書きがあったのはなぜか、という疑問が、History Stack Exchangeで議論されています。これは、暗号解読を防ぐための措置だったようです。 スミス: 敵に解読されないように、同じ内容のメッセージを異なる暗号で送ることを避けるため、言い換えが指示されていたんですね。ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、アメリカ陸軍の暗号学に関する技術マニュアルから引用し、「暗号形式で送信されたメッセージと同じテキストを、平文で繰り返してはならない」という規則を紹介しています。別のユーザーは、エニグマ暗号が解読された背景にも、同じメッセージを繰り返し送信するというドイツ軍の欠陥があったことを指摘しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 三つ目のニュースは「When the sun will literally set on what's left of the British Empire」です。 スミス: 大英帝国の領土に常に太陽が当たっている状態は、いつ終わるのか?という興味深い記事です。現在、イギリスは世界中に海外領土を持っており、どこかの領土では必ず日が昇っています。しかし、チャゴス諸島の sovereignty(主権)をモーリシャスに引き渡す計画があり、これが実現すると、イギリスの領土から太陽が完全に消える瞬間が訪れる可能性があるとのことです。 スミス: もしチャゴス諸島がイギリス領でなくなると、東端の領土はキプロスの sovereign base areas(主権基地地域)になります。この状態で、Pitcairn諸島(ピトケアン諸島)とキプロスの主権基地地域で同時に日没を迎えると、大英帝国から太陽が消える、というわけです。ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、「io」というトップレベルドメイン(TLD)の今後に付いて疑問を呈しています。ioはBritish Indian Ocean Territory(イギリス領インド洋地域)の国別コードトップレベルドメインですが、主権がモーリシャスに移譲されると、どうなるのでしょうか。別のユーザーは、「フランスも海外領土を持っているので、まだ太陽は沈まない」と指摘しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 四つ目のニュースは「How is Ultrassembler so fast?」です。 スミス: RISC-V assembler(アセンブラ)ライブラリであるUltrassemblerが、なぜこれほど高速なのかを解説した記事です。Ultrassemblerは、標準規格に準拠しつつ、既存のassemblerよりも遥かに高速に動作することを目指して開発されました。その結果、既存のassemblerよりも10倍以上高速に動作することが可能になったそうです。 スミス: 記事では、exceptions(例外処理)の活用、高速なデータ構造、メモリプールの事前割り当てなど、Ultrassemblerを高速化するための様々なテクニックが紹介されています。ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: 記事の著者自身がコメントしており、質問があれば答えると行っています。あるユーザーは、perfect hashing(完全ハッシュ法)の使用を提案しています。別のユーザーは、例外処理は決してゼロオーバーヘッドではないと指摘しています。 スミス: ここで、アセンブラについて簡単に解説します。アセンブラとは、人間が理解しやすいアセンブリ言語で書かれたプログラムを、コンピュータが直接実行できるmachine code(機械語)に変換するプログラムのことです。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 五つ目のニュースは「We need to seriously think about what to do with C++ modules」です。 スミス: C++ modules(モジュール)の今後に付いて真剣に考える必要がある、というブログ記事です。C++ modulesは、C++のコンパイル時間を短縮するための機能ですが、まだ多くの課題が残されています。 スミス: 記事では、C++ modulesの問題点や、改善のための提案などが述べられています。ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、コンパイルを高速化する別の方法として、Zapccというコンパイラを紹介しています。また、別のユーザーは、D言語のmodulesのデザインをC++が採用することを提案しています。一方、C++の代替として、Rustを推す声も上がっています。 スミス: さて、C++ modulesですが、これはC++20で導入された、ヘッダーファイルに代わる新しい機能です。モジュールを使うことで、コンパイル時間の短縮や、コードの可読性向上が期待されています。しかし、まだ完全に普及しているとは言えない状況です。 スミス: 本日のハッカーボイスは以上です。今日は、Eternal Struggle、「"This telegram must be closely paraphrased before being communicated" Why?」、When the sun will literally set on what's left of the British Empire、How is Ultrassembler so fast?、We need to seriously think about what to do with C++ modules、の5つのニュースをお届けしました。 スミス: 次回のハッカーボイスでは、どんな面白いニュースが飛び込んでくるでしょうか?ではまた次回。2025年9月1日のハッカーボイスでした。