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BGM: 再会の誓い, J4U - Liquid Bed 11PM by BGMer

Podcast Episode 231


Episode Transcript

スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年10月27日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「Show HN: MyraOS – My 32-bit operating system in C and ASM (Hack Club project)」。二つ目のニュースは「NORAD’s Cheyenne Mountain Combat Center, c.1966」。三つ目のニュースは「A bug that taught me more about PyTorch than years of using it」。四つ目のニュースは「Advent of Code 2025: Number of puzzles reduce from 25 to 12 for the first time」。そして最後のニュースは「Wren: A classy little scripting language」です。 スミス: 今回は、あなたの開発環境から、冷戦時代の秘密基地、そしてプログラミング言語まで、バラエティ豊かな話題をお届けします。それでは、最初のニュースから見ていきましょう! スミス: Show HN: MyraOS – CとASMで書かれた32ビットOS(Hack Clubプロジェクト) スミス: このニュースは、dvir-bitonさんが開発した「MyraOS」という32ビットのUnix系OSに関するものです。C言語とアセンブリ言語で完全にゼロから作られており、保護モード、仮想メモリ、プロセス管理、デバイスドライバ、ファイルシステムなど、本格的なOSの機能を備えています。さらに、Doomのようなゲームも動作するとのことです! スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか。ジョシュアさん。 ジョシュア: はい、あるユーザーは「これは素晴らしいプロジェクトだ!ISOイメージを提供したり、ブラウザでOSを試せるcopy.shと連携したりしては?」と提案しています。また、別のユーザーは、このOSが本物のデバイスで動作することに感銘を受けています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: NORAD’s Cheyenne Mountain Combat Center, c.1966(NORADのシャイアン・マウンテン・コンバット・センター、1966年頃) スミス: この記事は、冷戦時代にアメリカの防衛拠点として建設された、シャイアン・マウンテン・コンバット・センターの内部を写した写真を紹介しています。核攻撃に耐えられるように設計されたこの地下施設は、当時の最先端技術の粋を集めたものでした。巨大なコンピュータ、ディスプレイ、通信設備などが設置され、北米の防空を担っていました。現在も、軍事・情報機関によって使用されています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか。ジョシュアさん。 ジョシュア: はい、あるユーザーは「1950年代、60年代にこのようなシステムを設計したのは、最高のエンジニアリング体験だっただろう」とコメントしています。また、別のユーザーは「写真の多くはランダムな画像の寄せ集めだ。最初の画像はコマンドセンターではない」と指摘し、情報の正確性について注意を促しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: A bug that taught me more about PyTorch than years of using it(PyTorchを何年も使うよりも多くのことを教えてくれたバグ) スミス: この記事は、Elana PearlさんがPyTorchという機械学習フレームワークで見つけたバグについて解説しています。学習が停滞する原因を調査した結果、Apple Silicon GPU上で、特定の条件下でメモリレイアウトが非連続なテンソルに対しAdamオプティマイザが正しく動作しないという、非常にニッチなバグを発見しました。このバグを追跡する過程で、オプティマイザの内部構造、メモリレイアウト、GPUカーネルなど、PyTorchの深層に触れることになったそうです。 スミス: ここで少し技術的な用語が出てきましたね。テンソルとは、多次元配列のことで、機械学習におけるデータ表現の基本です。また、オプティマイザとは、ニューラルネットワークの学習において、損失関数を最小化するためにパラメータを調整するアルゴリズムのことです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか。ジョシュアさん。 ジョシュア: はい、あるユーザーは「私も以前、似たようなバグに遭遇したことがある。非連続なデータが原因で勾配が壊れていた」と自身の経験を語っています。また、別のユーザーは「この種のバグは、テストスイートで検出されるはずだ」と指摘し、テストの重要性を強調しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: Advent of Code 2025: Number of puzzles reduce from 25 to 12 for the first time(Advent of Code 2025:パズルの数が初めて25から12に減少) スミス: Advent of Codeは、毎年12月1日からクリスマスまでの期間に、プログラミングの問題が毎日公開されるイベントです。2025年からは、パズルの数が25から12に減少するとのことです。主催者のEric Wastlさんは、パズル作成に多くの時間が必要なため、変更を加えたと説明しています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか。ジョシュアさん。 ジョシュア: はい、あるユーザーは「パズルの数が減るのは残念だが、より質の高い問題に期待したい」とコメントしています。また、別のユーザーは「後半になるにつれて時間が足りなくなるので、私にとっても歓迎すべき変化だ」と述べています。 スミス: 最後のニュースです。 スミス: Wren: A classy little scripting language(Wren:上品な小さなスクリプト言語) スミス: Wrenは、軽量で高速なクラスベースのスクリプト言語です。組み込み用途を想定しており、C言語のAPIが使いやすく、並行処理もサポートしています。作者は「Crafting Interpreters」という有名な本を書いたBob Nystromさんです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか。ジョシュアさん。 ジョシュア: はい、あるユーザーは「Wrenの作者は、素晴らしい『Crafting Interpreters』という本を書いた人だ」と紹介しています。また、別のユーザーは「Luaの代替として良さそうだ。Luaをソフトウェアに組み込むのは好きだが、言語としてはあまり好きではない」とコメントしています。 スミス: 本日のハッカーボイスは以上です。今日は、MyraOS、シャイアン・マウンテン、PyTorchのバグ、Advent of Code、そしてWrenと、幅広いトピックをお届けしました。次回のハッカーボイスもお楽しみに!ではまた次回。2025年10月27日のハッカーボイスでした。