Podcast Episode 260
Episode Transcript
スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年11月27日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「S&box is now an open source game engine」。二つ目のニュースは「Don't Download Apps」。三つ目のニュースは「Gemini CLI Tips and Tricks for Agentic Coding」。四つ目のニュースは「The EU made Apple adopt new Wi-Fi standards, and now Android can support AirDrop」。五つ目のニュースは「A Fast 64-Bit Date Algorithm (30–40% faster by counting dates backwards)」です。 スミス: 今回のニュースは、開発者にとって役立つ情報や、私たちのデジタルライフに影響を与える可能性のある話題が満載です。例えば、ゲームエンジンのオープンソース化は、どのようにゲーム開発の未来を変えるのでしょうか?それでは、一つ目のニュースから見ていきましょう。 スミス: 最初のニュースは「S&box is now an open source game engine」です。 スミス: この記事は、人気ゲーム「Garry's Mod」の開発元であるFacepunch Studiosが、新作ゲームエンジン「S&box」をオープンソース化したというニュースです。S&boxは、ユーザーが自由にゲームやコンテンツを作成・共有できるプラットフォームを目指しており、今回のオープンソース化によって、開発者コミュニティからのさらなる貢献や発展が期待されています。FacepunchはGarry's ModやRustを開発した会社で、年間1億ドルの収益を上げているそうです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、S&boxのエンジンがどのように動作するのか理解に苦労しているとコメントしています。Source 1の経験はあるものの、Source 2がシーンベースのゲームエンジンにどのように変わったのか、完全に異なるエディタがどのようにHammerマップを活用しているのか、頭の中で整理できないようです。また別のユーザーは、S&boxがオープンソースになったものの、基盤となるSource 2はオープンソースではない点を指摘しています。Valveが自社のニーズを超えてエンジンを十分にサポートしているとは言いにくく、EpicやUnityのようにはなれないだろうという意見もあります。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 続いてのニュースは「Don't Download Apps」です。 スミス: この記事では、企業がアプリをダウンロードさせようとする様々な手法と、それに対する警告が述べられています。台湾での経験をもとに、店舗スタッフがアプリのダウンロードを強引に勧めてくるケースや、知らないうちにアプリをインストールされる事例が紹介されています。筆者は、企業が個人データを収集し、それに基づいて信用を操作する「監視資本主義」や、アプリの利用規約に含まれる「拘束力のある仲裁条項」に注意を促しています。個人情報保護の観点から、安易にアプリをダウンロードしないよう呼びかけています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、同様の理由からソーシャルメディアアプリのPWA(プログレッシブウェブアプリ)を使用するようになったと述べています。意図しない結果として、体験があまり良くないため、使用頻度が減ったとのことです。別のユーザーは、多くの企業がアプリに誘導するために、意図的にウェブサイトの機能を制限しているのではないかと考えています。例えば、Uberは携帯電話のブラウザからは正常に動作しないようです。また、ネイティブアプリは、許可を与えなくても開発者が様々な方法でユーザーを追跡できるのではないかと懸念する声も上がっています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは「Gemini CLI Tips and Tricks for Agentic Coding」です。 スミス: この記事は、GoogleのGeminiモデルをターミナルから直接利用できるオープンソースAIアシスタント「Gemini CLI」の効果的な活用方法を紹介しています。Gemini CLIは、自然言語プロンプトを通じて、コーディング、デバッグ、コンテンツ生成、システム自動化などのタスクを支援します。記事では、プロジェクト固有のコンテキストを保持するためのGEMINI.mdファイルの利用、カスタムスラッシュコマンドの作成、独自のMCPサーバーによる機能拡張など、約30個のプロのヒントが紹介されています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、Gemini CLIは酷いとコメントし、Opencodeを使うべきだと述べています。また別のユーザーは、Gemini CLIは自分のユースケースでは高速で信頼できる結果が得られるため、頼りになるツールだと反論しています。別のユーザーは、Geminiモデルが「応答の取得に問題が発生しました」と90%の確率で応答することから、Googleから離れることを勧めています。APIエラーが頻発する点や、エージェント的な作業が苦手であるという意見も上がっています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 四つ目のニュースは「The EU made Apple adopt new Wi-Fi standards, and now Android can support AirDrop」です。 スミス: この記事では、EUの規制により、Appleが新しいWi-Fi規格を採用し、その結果、AndroidがAirDropをサポートできるようになったというニュースを取り上げています。Googleは、AndroidのQuick Share機能をアップデートし、AppleのAirDropをサポートしました。これにより、AppleデバイスとAndroidデバイス間で、ローカルなピアツーピアWi-Fi接続を使用して直接ファイルを共有できるようになります。この背景には、EUのデジタル市場法(DMA)があり、Appleに相互運用可能なワイヤレス規格の採用を義務付けたことがあります。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、Appleが独自のAWDLからWi-Fi Awareに移行したことに関連しているのではないかと指摘しています。iOS 26ではAirDropの信頼性が向上したようです。別のユーザーは、EUがAppleを苦しめるのを見るのは愉快であり、強力な規制措置の正当性を示す強力な議論の一つだと述べています。USB-Cの件と同様に、AirDropの件も生活をより便利にしました。また、AirDropがApple機器で確実に動作することを期待する声も上がっています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 最後のニュースは「A Fast 64-Bit Date Algorithm (30–40% faster by counting dates backwards)」です。 スミス: この記事では、日付を逆方向に数えることによって、30〜40%高速化された新しい64ビット日付アルゴリズムを紹介しています。このアルゴリズムは、4つの乗算のみを使用しており、従来のアルゴリズムよりも高速です。また、±1.89兆年の期間にわたって正確な結果を提供し、完全なUNIX 64ビット時間(秒単位)の処理に適しています。逆方向に数えることで、より効率的な計算が可能になり、マイクロ最適化によってさらなる高速化を実現しています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、この種の作業が好きだと述べています。すべてのシステムが常に使用するものですが、ほとんどの人は標準ライブラリを取り込んだ後は疑問に思わないからです。このアルゴリズムで際立っているのは、同じメンタルモデルをマイクロ最適化するのでなく、問題を再構築することで得られる効果です。3月を月の始まりとして扱うことや、遠い未来のアンカーから年を逆方向に数えることで、多くの乗算や分岐をより少なく、より規則的な操作にまとめられると指摘しています。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、ゲームエンジンのオープンソース化から、個人情報保護に関する注意喚起、そして日付アルゴリズムの高速化まで、幅広いトピックをお届けしました。今回も、テクノロジーの世界の奥深さを感じさせるニュースばかりでしたね。 スミス: 次回のハッカーボイスでは、どんな興味深い話題が飛び出すでしょうか?どうぞお楽しみに。ではまた次回。2025年11月27日のハッカーボイスでした。
