Podcast Episode 53
Episode Transcript
スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年4月16日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「Show HN: Unsure Calculator – back-of-a-napkin probabilistic calculator」。二つ目のニュースは「Clolog」。三つ目のニュースは「Generate videos in Gemini and Whisk with Veo 2」。四つ目のニュースは「Cursor IDE support hallucinates lockout policy, causes mass user cancellations」。五つ目のニュースは「Liquid: Language models are scalable and unified multi-modal generators」です。 スミス: 皆さんは、不確実な数値を扱う計算機に興味ありますか?AIが生成する動画の安全性はどう確保されているのでしょうか?それでは、今日のハッカーニュースを見ていきましょう! スミス: 最初のニュースは「Show HN: Unsure Calculator – back-of-a-napkin probabilistic calculator」です。 スミス: これは、不確実な数値、例えば「4から6」のような範囲を入力して計算できるオンラインツールです。通常、統計計算は複雑ですが、この計算機は範囲を入力することで、不確実性を考慮した計算を簡単に行えるように設計されています。例えば、新しい仕事の給料が1400ドルから1700ドルの範囲で、税率が55%から65%の範囲である場合、この計算機を使えば、手取りの範囲を予測できます。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、最初はギミックのように思ったものの、意外と便利だとコメントしています。また、普段使う計算機と並べて使えるアプリ版があれば、ぜひインストールしたいと言っていますね。別のユーザーは、確率分布を指定できる機能が欲しいと述べています。例えば、チルダ(~)を正規分布、アンダースコア(_)を均一分布として指定できるようにすると良い、とのことです。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは「Clolog」です。 スミス: これは、Clojureというプログラミング言語に組み込まれたロジックプログラミングシステムです。ロジックプログラミングとは、事実とルールを記述することで推論を行うプログラミングのスタイルです。Prologという言語が有名ですが、ClologはそれをClojureの中で実現しようとしています。例えば、「哺乳類は脊椎動物の一種である」という事実と、「脊椎動物は動物である」というルールを記述すれば、「哺乳類は動物である」という結論を導き出すことができます。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、最近ロジックプログラミングへの関心が再燃しているのを見て嬉しいと述べています。また、ロジックプログラミングは、いつ使うべきかを知っていれば非常に強力なツールだと指摘しています。別のユーザーは、Clojureという名前が素晴らしいと述べています。プロジェクト名に「Clo」が付いていると、つい注目してしまうそうです。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは「Generate videos in Gemini and Whisk with Veo 2」です。 スミス: GoogleのGemini AdvancedユーザーとGoogle One AI Premiumの購読者は、テキストプロンプトから動画を生成したり、画像からアニメーションを作成したりできるようになりました。Geminiでは、Veo 2という最新の動画生成モデルを利用できます。また、Whisk Animateというツールを使えば、画像から8秒のアニメーションクリップを生成できます。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、Veo 2を使って生成した動画は、Soraよりもはるかに優れているとコメントしています。また、動画生成のような計算コストの高いものが、有料API以外で利用できるのは素晴らしいと述べています。別のユーザーは、テキストから動画を生成するだけでなく、既存のツールのように、地形のラフスケッチを描いたり、キャラクターの絵を配置したり、3Dスプラインで歩行パスを描いたりできるツールが欲しいと言っています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは「Cursor IDE support hallucinates lockout policy, causes mass user cancellations」です。 スミス: Cursorは、AIを活用した統合開発環境(IDE)です。ある時、Cursorのサポートが、存在しないロックアウトポリシー(アカウントが一定回数以上ログインに失敗した場合にロックされる仕組み)を誤って伝え、多くのユーザーが解約するという事態が発生しました。これは、AIがもっともらしい情報を生成してしまう「ハルシネーション」という現象が原因と考えられています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: 多くの人が、AIのハルシネーションは依然として大きな問題だと指摘しています。あるユーザーは、Cursorにコードベースを見せたところ、存在しないはずの閉じ括弧を挿入され、コードが壊れてしまった経験を語っています。別のユーザーは、今回の騒動は、単なるポリシー変更をAIのせいにしているのではないかと疑っています。企業に対する不信感がそう思わせるのかも知れない、と述べています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 最後のニュースは「Liquid: Language models are scalable and unified multi-modal generators」です。 スミス: これは、テキストと画像を統合的に扱える新しいAIモデルに関する研究です。Liquidは、画像とテキストを「トークン」という単位に分割し、それらを同じ空間で学習することで、画像理解と生成をシームレスに行えるようにします。これまで、画像とテキストを扱うAIモデルは、異なる種類のモデルを組み合わせる必要がありましたが、Liquidは単一のモデルでそれを実現します。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、この論文のウェブサイトが素晴らしいとコメントしています。各セクションが質問形式になっており、図と数行の説明ですぐに回答が得られる点を評価しています。また、別のユーザーは、Liquidという名前が、以前から存在する別のAIプロジェクトと競合する可能性があると指摘しています。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、Unsure Calculator、Clolog、Geminiの動画生成機能、Cursorのハルシネーション問題、そしてLiquidという新しいAIモデルについてご紹介しました。 スミス: AI技術の進歩は目覚ましいですが、まだまだ課題も多いことがわかりましたね。今後の技術の発展に期待しつつ、注意深く見守っていきましょう。ではまた次回。2025年4月16日のハッカーボイスでした。
