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BGM: 再会の誓い, J4U - Liquid Bed 11PM by BGMer

Podcast Episode 60


Episode Transcript

スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年4月24日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「You wouldn't steal a font(フォントを盗むな)」、二つ目のニュースは「How a 20 year old bug in GTA San Andreas surfaced in Windows 11 24H2(20年前のGTAサンアンドレアスのバグがWindows 11 24H2で表面化)」、三つ目のニュースは「Google blocked Motorola use of Perplexity AI, witness says(GoogleがモトローラのPerplexity AI利用を阻止、証言)」、四つ目のニュースは「Yagri: You are gonna read it(Yagri:あなたはそれを読むことになる)」、五つ目のニュースは「DOGE Worker’s Code Supports NLRB Whistleblower(DOGEの従業員のコードがNLRBの内部告発者を支持)」です。 スミス: なぜ20年前のゲームのバグが、最新のOSで問題になるのでしょうか?そして、巨大企業グーグルの戦略とは?それでは、今日のハッカーニュースを見ていきましょう。 スミス: 最初のニュースは「You wouldn't steal a font(フォントを盗むな)」です。 スミス: この記事は、かつて著作権侵害防止キャンペーンで使われたフォント自体が、著作権を侵害している可能性があったという皮肉な事態について報じています。20年以上前の「You wouldn't steal a car(車を盗むな)」というPSA広告を覚えていますか?その広告に使われたフォントに似たものが、実は無許可のコピーだったのではないか、という話です。 スミス: フォントのライセンスは複雑で、印刷物には適用されても、アプリ開発には高額なライセンスが必要になる場合があります。そのため、フォント製作者が現実的なライセンスを提供しない限り、海賊版の問題は解決しないという意見もあります。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、このキャンペーンに使われたフォントが著作権侵害の疑いがある模倣品だったという事実に、皮肉めいたコメントを寄せています。また別のユーザーは、フォントの価格設定が高すぎるため、無料の代替フォントを探してしまうと述べています。一方で、フォントのデザインには創造性と多大な努力が必要であると指摘し、フォント製作者への正当な対価を支払うべきだという意見もあります。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは「How a 20 year old bug in GTA San Andreas surfaced in Windows 11 24H2(20年前のGTAサンアンドレアスのバグがWindows 11 24H2で表面化)」です。 スミス: 人気ゲーム、グランド・セフト・オート、通称GTAのサンアンドレアスで、20年前から存在していたバグが、最新のWindows 11のアップデートによって表面化したという驚きのニュースです。具体的には、ゲーム内の水上飛行機「Skimmer」が消えてしまうという現象が発生しています。 スミス: このバグの原因を調査した結果、ゲームが車両データを読み込む際に、特定のパラメーターが初期化されないという問題が判明しました。通常、この未初期化のパラメーターは、偶然にも妥当な値を持っていたため問題は表面化しませんでした。しかし、Windows 11のアップデートにより、この未初期化の値が異常な値を持つようになり、結果としてゲームの挙動に異常が発生したとのことです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、このような技術的な詳細な分析を高く評価しています。また、別のユーザーは、契約の一部ではないものはランダム化すべきだと提案しています。さらに、今回の件は、MicrosoftのRaymond Chen氏が書いた、後方互換性の重要性に関する記事を思い出させると述べています。別のユーザーは、コンパイラが未初期化のメモリーへのアクセスを警告すべきだと指摘しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 3つ目のニュースは「Google blocked Motorola use of Perplexity AI, witness says(GoogleがモトローラのPerplexity AI利用を阻止、証言)」です。 スミス: この記事によると、GoogleがモトローラによるPerplexity AIの利用をブロックしたとのことです。Perplexity AIは、Google検索の競合となりうるAI検索エンジンです。GoogleはAndroid OSを開発していますが、そのAndroid端末での競合AIの利用を制限した、という可能性があります。 スミス: これは、AIアシスタント市場における競争をめぐる、グーグルの戦略的な動きと言えるでしょう。もしこれが事実なら、オープンなAndroidのエコシステムにおいて、グーグルがどこまで自社のサービスを優先するかという、大きな問題提起になりそうです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、Googleがほぼすべての分野でより良い行為者であるにもかかわらず、裁判所から嫌がらせを受けていることに困惑していると述べています。別のユーザーは、皆がAIの囲い込まれた庭のパイを奪い合おうとしていると指摘し、OpenAIも同様の戦略を取るだろうと予想しています。また、Perplexityが携帯電話メーカーと交渉することは、すでに反競争的な行為を抑制するための反競争的な行為であるという意見もあります。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 四つ目のニュースは「Yagri: You are gonna read it(Yagri:あなたはそれを読むことになる)」です。 スミス: この記事では、ソフトウェア開発におけるデータ保存の考え方について議論されています。YAGNI(You Ain't Gonna Need It:必要になるまで実装するな)という原則がありますが、それに対する例外として、YAGRI(You Are Gonna Read It:あなたはそれを読むことになる)という考え方を提唱しています。 スミス: これは、将来のデバッグや分析に役立つ可能性のあるデータ、例えばタイムスタンプやコンテキスト情報などは、UIに表示されていなくても保存しておくべきだ、という考え方です。ユーザーが何かを削除した場合、誰が、どのように、いつ、なぜ削除したのかを記録しておくことが重要であると述べています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、インターフェースで「更新日時」でソートしたいという要望が、バックエンドチームによって追加されていなかったという経験を語っています。また、別のユーザーは、将来の成長とニーズを計画するために、DBを構築する際には、ある程度の先見の明を持つことが重要であると考えています。しかし、すべての可能なユーザーデータを「念のため」にキャプチャして保存することは、責任になる可能性があるという意見もあります。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 最後のニュースは「DOGE Worker’s Code Supports NLRB Whistleblower(DOGEの従業員のコードがNLRBの内部告発者を支持)」です。 スミス: この記事は、米国の労働関係委員会(NLRB)の内部告発者が、イーロン・マスク氏のDOGE(政府効率化部門)の職員が、NLRBの機密データにアクセスしたと告発した事件について報じています。告発者によると、DOGEの職員が、ウェブスクレイピングやブルートフォース攻撃に使用される可能性のあるコードをダウンロードしたとのことです。 スミス: このコードは、DOGEの職員であるMarko Elez氏が作成したもので、過去には人種差別的な投稿が問題視された人物です。NLRBは、このデータ流出によって、労働組合の結成を支援する従業員の情報が漏洩し、不当な解雇につながる可能性があると懸念しています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか?ジョシュアさん。 ジョシュア: あるユーザーは、Elez氏のコードを「安全でなく、拡張性もなく、根本的なエンジニアリングの失敗」と批判するコメントを紹介しています。また、別のユーザーは、今回の事件は、すべての米国市民に対する意図的な攻撃であると非難し、関係者は刑務所に行くべきだと主張しています。また、マスク氏が「政府のダウンサイジングのエリートデルタフォース」に「スクリプトキディ」を雇ったと述べているユーザーもいます。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、フォントの著作権問題から、20年前のゲームのバグ、そしてAIアシスタントを巡るグーグルの戦略まで、幅広いトピックをお届けしました。技術の世界は常に変化しており、私たちを驚かせるニュースが次々と飛び込んできますね。 スミス: 今後のハッカーボイスでは、さらに深く、面白い技術の話題をお届けできるよう頑張ります。それではまた次回。2025年4月24日のハッカーボイスでした。