Podcast Episode 63
Episode Transcript
スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年4月27日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「OSなしでのBare metal printf – C標準ライブラリ」。二つ目のニュースは「o3が写真の場所を推測するのを見るのは、シュールで、ディストピア的で、面白い」。三つ目のニュースは「8ビットBASICにおけるビル・ゲイツの個人的なイースターエッグ(2008年)」。四つ目のニュースは「お父さんとエッグコントローラー(2018年)」。五つ目のニュースは「Show HN: 自作の趣味OSがついに私のヴィンテージIBM ThinkPadで動作しました」です。 スミス: 今日のニュース、どれも興味深いものばかりですね。なぜビル・ゲイツはBASICにイースターエッグを仕込んだのか?AIはどこまで場所を特定できるのか?それでは、最初のニュースから見ていきましょう! スミス: 最初のニュースは、「OSなしでのBare metal printf – C標準ライブラリ」です。 スミス: この記事は、OSがない環境、つまり「ベアメタル」な環境でC言語の標準ライブラリを活用する方法について解説しています。通常、printf関数を使うにはOSのサポートが必要ですが、Newlibというライブラリを利用することで、UARTのようなシンプルなI/Oデバイスにprintfの出力を送ることが可能になります。これは組み込みシステム開発などで非常に役立つ技術です。 スミス: クロスコンパイルという言葉が出てきましたが、これはあるプラットフォームでコンパイルしたプログラムを、別のプラットフォームで実行できるようにする技術のことです。この記事では、RISC-Vというアーキテクチャをターゲットに、クロスコンパイルのツールチェインを構築する手順も紹介されています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、タイトルを見て独自のprintfを実装する記事かと思った、とコメントしています。また別のユーザーは、FreeBSDのprintf関数は簡単に取り出してカスタマイズできる、と述べています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 次のニュースは、「o3が写真の場所を推測するのを見るのは、シュールで、ディストピア的で、面白い」です。 スミス: この記事では、OpenAIのo3モデルが、写真から撮影場所を推測する能力について紹介されています。何の変哲もない風景写真から、o3が驚くほど正確に場所を特定する様は、まるでSFの世界が現実に飛び出してきたかのようです。もちろん、プライバシーへの懸念も提起されており、写真から個人が特定されるリスクについて警鐘を鳴らしています。 スミス: 記事によると、o3は写真の中の様々な要素、例えば植生や建築様式、気候などを分析して場所を特定するようです。さらに、ナンバープレートを拡大して解析する機能まで備わっているとのことです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、o3が自分の家の近くで撮影した写真の場所を正確に特定した、とコメントしています。また別のユーザーは、o3がEXIFデータを利用している可能性を指摘しています。EXIFデータとは、写真に埋め込まれた位置情報などのメタデータのことです。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 3つ目のニュースは、「8ビットBASICにおけるビル・ゲイツの個人的なイースターエッグ(2008年)」です。 スミス: この記事は、1970年代から80年代にかけて普及した8ビットパソコンのBASICに、ビル・ゲイツ自身が仕込んだイースターエッグについて解説しています。Commodore PETというパソコンで「WAIT6502,1」と入力すると、画面に「MICROSOFT!」と表示されるというものです。これは、コモドールの創業者であるジャック・トラミエルとの間にあった確執が背景にあると言われています。 スミス: 記事では、他にも様々なパソコンのBASICに隠されたイースターエッグが紹介されており、当時の開発者たちの遊び心や、企業間の駆け引きを垣間見ることができます。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、この記事を読んで当時の記憶が蘇った、とコメントしています。また別のユーザーは、ビル・ゲイツ自身がこの記事にコメントしていることを指摘しています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 4つ目のニュースは、「お父さんとエッグコントローラー(2018年)」です。 スミス: このブログ記事は、著者が父親のために、エッグ型のBBQグリルを遠隔操作するためのコントローラーを製作した記録です。温度センサーやファンを組み込み、スマートフォンから温度設定や監視ができるようにすることで、BBQをより手軽に、そして高品質に楽しむことを目指しました。 スミス: しかし、記事の後半では、父親がそのコントローラーをほとんど使わなかったことが明かされます。なぜなら、父親にとってBBQは単なる調理ではなく、手間暇かけて火と向き合い、時間をかけて燻製するプロセスそのものに価値があったからです。技術による効率化は、必ずしも人々に幸福をもたらすとは限らない、という教訓が含まれています。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、これはまさに「楽しさを最適化してしまう」事例だとコメントしています。また別のユーザーは、BBQは家族から逃げてビールを飲み、葉巻を燻らせる言い訳なのだ、と述べています。 スミス: 次のニュースです。 スミス: 最後のニュースは、「Show HN: 自作の趣味OSがついに私のヴィンテージIBM ThinkPadで動作しました」です。 スミス: この記事は、joexbayerという開発者が、趣味で開発している32ビットのOS「RetrOS-32」が、ついにヴィンテージのIBM ThinkPadで動作するようになったことを報告するものです。RetrOS-32は、グラフィカルなインターフェースやマルチタスク、ネットワーク機能などを備えており、C言語とアセンブリ言語で記述されています。 スミス: GitHubで公開されており、誰でもソースコードを閲覧したり、ビルドしたり、実行したりすることができます。古いThinkPadを有効活用したい方や、OS開発に興味のある方にとって、非常に興味深いプロジェクトと言えるでしょう。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、AI関連の話題よりも、このような技術者の創造的な活動を見る方がずっと良い、とコメントしています。また別のユーザーは、デフォルトのシステムフォントをもっと凝縮されたものにすべきだ、と提案しています。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、「OSなしでのBare metal printf – C標準ライブラリ」「o3が写真の場所を推測するのを見るのは、シュールで、ディストピア的で、面白い」「8ビットBASICにおけるビル・ゲイツの個人的なイースターエッグ」「お父さんとエッグコントローラー」「Show HN: 自作の趣味OSがついに私のヴィンテージIBM ThinkPadで動作しました」という5つのニュースをお届けしました。 スミス: 次回のハッカーボイスでは、どんな面白いニュースが飛び込んでくるでしょうか。それではまた次回。2025年4月27日のハッカーボイスでした。
