Podcast Episode 86
Episode Transcript
スミス: こんにちは!ハッカーボイスのお時間です。今日は2025年5月27日です。ハッカーニュースの注目トピックを、わかりやすく、面白く紹介します。今日の話題はこちらです。 スミス: 一つ目のニュースは「ブルームフィルターを使ったロスレスビデオ圧縮」。二つ目のニュースは「UEFIのみのシステムでPC BIOSを復活」。三つ目のニュースは「CSS Minecraft」。四つ目のニュースは「Iron Spring PL/1コンパイラ」。五つ目のニュースは「拡張機能なしでPostgresをシャーディングするPgDog」です。 スミス: 今日のニュースは、ビデオ圧縮からOSの裏技、プログラミング言語、データベースまで、盛りだくさんでお届けします。これらの技術が、私たちの未来にどう影響を与えるのでしょうか?それでは、最初のニュースから見ていきましょう! スミス: 最初のニュースです。「ブルームフィルターを使ったロスレスビデオ圧縮」 スミス: このニュースは、ross39という方が開発した、ブルームフィルターという技術を使った新しいビデオ圧縮方法に関するものです。通常、動画を圧縮すると、多少の画質劣化が発生しますが、この技術を使うと、画質を全く劣化させずに、動画のサイズを小さくできる可能性があります。具体的には、フレーム間の差分をブルームフィルターで効率的に記録し、それを元に動画を復元します。 スミス: ブルームフィルターとは、ある要素が集合に含まれているかどうかを高速に判定できるデータ構造のことです。多少の間違い(偽陽性)は許容されますが、メモリ効率が良いのが特徴です。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、この技術の仕組みをわかりやすく解説しています。フレーム間の変化があったピクセルをブルームフィルターに記録し、その情報を使って次のフレームを再構築するという方法のようです。また、別のユーザーは、既存の圧縮技術であるGZIPと比較して、速度面での利点があるかもしれないと指摘しています。ただし、動画によってはGZIPの方が圧縮率が高い場合もあるようです。 スミス: 次のニュースです。「UEFIのみのシステムでPC BIOSを復活」 スミス: この記事は、FlyGoatという開発者が公開した「csmwrap」というツールに関するものです。最近のPCはUEFIという新しいファームウェアを使っていますが、このツールを使うと、古いPCで使われていたBIOSをエミュレートできます。これにより、古いOSやソフトウェアを新しいPCで動かすことが可能になります。まるでタイムマシンのようですね。 スミス: UEFIとは、Unified Extensible Firmware Interfaceの略で、従来のBIOSに代わる、より高機能なファームウェア規格です。BIOSとは、Basic Input/Output Systemの略で、PCの基本的な入出力機能を制御するプログラムのことです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、GitHubが他のForgeのサブモジュールをうまく扱えていない点を指摘しています。また、別のユーザーは、なぜ今更BIOSが必要なのかという疑問を呈しており、それに対して、DOSを動かすためではないかという意見が出ています。しかし、最新の周辺機器をBIOSシステムで動作させるよりも、DOSBoxを使った方がエミュレーションの精度が高いという意見もありますね。 スミス: 次のニュースです。「CSS Minecraft」 スミス: これは、Benjamin AsterさんがCSSだけで作ったMinecraft風のゲームに関するものです。HTMLとCSSだけで、どこまでできるのか?という限界に挑戦した作品と言えるでしょう。実際にプレイすることもでき、CSSの可能性に驚かされます。まるで魔法のようですね。 スミス: CSSとは、Cascading Style Sheetsの略で、HTMLで記述されたウェブページの見た目を装飾するための言語です。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、CSSでここまでできることに感動しています。別のユーザーは、このゲームの状態管理がラジオボタンで行われていることを指摘し、HTMLにすべてのブロックが事前に含まれていることを明らかにしています。また、別のユーザーは、多数のタブを開いている状態でも問題なく動作したと報告しています。 スミス: 次のニュースです。「Iron Spring PL/1コンパイラ」 スミス: この記事は、Iron Spring Softwareという会社が開発しているPL/Iコンパイラに関するものです。PL/Iは、1960年代にIBMが開発したプログラミング言語で、科学技術計算や事務処理など、幅広い分野で利用されていました。このコンパイラは、LinuxやOS/2といったOSに対応しており、PL/Iで書かれたプログラムをこれらの環境で実行できるようになります。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、WindowsではなくOS/2に対応していることに疑問を呈しています。また、別のユーザーは、このコンパイラのFAQに書かれている商用版の価格設定について懐疑的な見方をしています。さらに、このコンパイラがクローズドソースであることについても疑問を投げかけています。別のユーザーは、PL/Iが自身が最初に学んだプログラミング言語であったことを語っています。 スミス: 次のニュースです。「Show HN: PgDog – 拡張機能なしでPostgresをシャーディングする」 スミス: この記事は、PgDogというツールを紹介するものです。PgDogを使うと、PostgreSQLというデータベースを、拡張機能を使わずにシャーディングできます。シャーディングとは、データベースを複数の小さなデータベースに分割して、処理を分散させる技術のことです。これにより、大量のデータを効率的に処理できるようになります。まるで分身の術ですね。 スミス: PostgreSQLとは、高機能で信頼性の高いオープンソースのデータベース管理システムです。 スミス: ハッカーニュースのコミュニティではどうでしょうか? ジョシュア: あるユーザーは、PgDogがトランザクションを透過的に処理することに感銘を受けています。別のユーザーは、クエリの解析やクロスシャード結合がパフォーマンスに与える影響について関心を示しています。また、別のユーザーは、PgDogがどのように高可用性を実現するのかについて質問しています。PgDogの開発者は、設定に基づいて動作するため、スプリットブレインの問題は発生しないと回答しています。 スミス: さて、本日のハッカーボイスでは、ブルームフィルターを使ったロスレスビデオ圧縮、UEFIのみのシステムでのPC BIOS復活、CSS Minecraft、Iron Spring PL/1コンパイラ、そして拡張機能なしでPostgresをシャーディングするPgDogという、バラエティ豊かな5つのニュースをお届けしました。 スミス: 今回も、ハッカーニュースならではの、興味深いトピックばかりでしたね。テクノロジーの世界は、常に進化し続けています。それではまた次回、2025年5月27日のハッカーボイスでした。
